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★ ファッションエディター 古泉洋子の「本能のグルメ」★

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熟女子と金沢美食旅 その2

その2・伝統的な加賀料理を学ぶ

ところは名勝 兼六園のそばに佇む
浅田屋グループの老舗料亭、かなざわ石亭。
50周年を迎え、改装したばかりだそうです。
以前は一見お断りの料亭だったとか。
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まず前菜、日本酒必須です。確か銘柄は「常きげん」。
金沢盃という高級な漆器でいただきます。
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蒸し白子から珍味。
やはり、なまこ類ですが、右端は生口子割醤油掛け、
中央下が甘海老海鼠腸掛け、このわたって言われる物です。
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お造り。
油が上質な能登ぶり、石川ではないけれど奄美鮪も絶品。
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蓮蒸し銀餡掛け。
加賀野菜の小坂レンコンをすりおろして、
うなぎや海老とまとめて蒸したもの。このレンコン、
独特の粘りがあって、おろして使うのが美味しいです。
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おみやげに買ってきたので、私は団子状にして油で焼き、
白菜やネギ、しめじと炒め、オイスターソースで
やや甘めで味付け、とろみをつけた中華風に。
すごいモチモチになんですよ。
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そして治部煮。
合鴨とすだれ麩などをだし汁で煮たものなんですが、
具材に小麦粉をまぶしているため、とろみがついていて
こっくりしているんです。キリシタン大名、高山右近が
持込んだ、欧風料理が起源なんて説も。
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住んでいた10代には気付けなかった加賀料理の魅力を
掘り下げてみたくなりました。

近々『武士の献立』という加賀藩の料理人を描いた映画でも
観てみようと思います。
美味しい旅紀行はまだ続きます。

ではまた!
by koizumi_hiroko | 2015-02-16 02:23 | | Comments(0)
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