「帰りはまっすぐお帰りですか? このところ、
『戸隠神社に行くのよ〜』っておっしゃられる方が多いんですよ。
すごいパワースポットらしいんです」
と、赤倉のスパの方の聞き捨てならないお話。
しかし、乗り換えの長野駅から2時間弱も奥まったところ。
今回は断念し、近いところにあり、それなりの?!
パワースポットという善光寺へ。
そういえば、チベット騒乱があり、北京五輪の
聖火の出発点を辞退したなんてこともありました。
新そばの時季なので、近くにある藤木庵にて
まずはランチをいただいてから。
最後の一枚だった十割蕎麦のごくらくそばをチョイス。
普通のつけ汁、とろろ、くるみ汁の欲張り系。
コシのあるお蕎麦と、こっくり蕎麦湯を堪能。
本堂でお参りをすると「お戒壇めぐり」の案内が。
なんだかよくわからないけれど、ありがたそう……。
入り口から階段を降りると、真っ暗闇の細い通路のようです。
普通はだんだん目が慣れてきて、多少は見えるようになるのに、
ここは本当に何も見えない! 相当コワいです。
でも入った以上引き返すわけにも行かず。
壁を伝って、恐る恐る前に進みます。
途中、金属のドアノブのようなものがガチャガチャ。
でも、押すことも引くこともできない。ドアじゃないみたいです。
とにかく、もうここから出たいんです〜。泣。
ようやくまた階段があり、地上に出られました。ホッ。
どうやら、あのドアノブは「極楽の錠前」というもので、
それに触ることで真上にいる御本尊様と結縁を果たし、
往生のとき迎えにきてもらえるっていう道場だったみたいです。
パワーをいただくというか、まだまだ必要なのは修行のようで。。。。
旬は満喫しつくさねば!ということで、
おみやげには新栗がボコボコ入った竹風堂の栗おこわを。
こんな旅話をすると、人々からは次々と千駄ヶ谷で開催している
ダイアログ・イン・ザ・ダークの話に。
これは暗闇で視覚以外の感覚に気づくというイベント。
11月にはまぼろしの森バージョンが開催されるらしいです。
懲りずに行ってみようかな〜。
ではまた☆